豊平川の雪捨て場利用の拡充など雪対策支援を政府に要望

3月11日の北海道開発局に引き続き、昨日15日、国土交通省と総務省にそれぞれ「雪堆積場の確保」と「雪対策の財政支援」について要請をしてきました。
市からは秋元市長にも同席していただきました。

国土交通省では高橋季承 北海道局長にご対応いただき、市内からアクセスのよい豊平川河川敷への排雪が札幌の生命線であることなどを説明し、地元の北海道開発局ともしっかりと対応を検討できる環境が整いました。

また総務省では、北海道選出の渡辺孝一総務大臣政務官と鳩山二郎総務大臣政務官のお二人の政務官にご対応いただきました。
豪雪地域岩見沢が地盤の渡辺政務官は雪の辛さは十分にご存じですが、九州が地盤の鳩山政務官は札幌の雪の酷さに目を見開いて驚いておられました。
以前に福岡県黒川市の市長もご経験されており、黒川の年間予算の2倍近い300億円ものお金が雪とともにただ消えていっているという事実に大きな違和感と問題意識を持っていただけたようです。
今年度の特別交付税での必要な措置はもとより、豪雪地域の財源措置のそもそもの在り方について見直していく必要があるとご認識いただけました。
北海道出身国会議員がそのことを言っても「我田引水」と思われるかもしれませんが、九州の方に問題提起していただけると政府内でも財務省にも説得力がありますね。

偶然にも15日は朝から大雪。
新千歳空港からの出発便が定刻より大幅に遅れ、そんなエピソードも政府との協議に花を添えて(?)くれました。

私が長年取り組んできた豊平川河川敷の利用拡大がいよいよ具体化し、個人的には少し達成感があります。
でも、これからが本番。
ゴミ対策や雪解け時期の増水対策、さらには住宅地に近いための騒音対策などなど、課題は盛りだくさんです。
引き続き気を抜かずに事態の改善に取り組んでいきたいと思います

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