地域住民が主体の都心まちづくりタウンミーティングが開催されました。主に豊水地区など100名くらいの方が参加されていたようです。
今回が第1回でテーマは都心アクセス道路と新たなMICE施設。市の担当者からの説明の後、参加者からは多様な意見や質問が活発に投げかけられ、私も目から鱗のような意見などを伺うことができました。
プロジェクトの是非については肯定的・否定的と姿勢は様々ですが、それ以前にまず、市の将来や地域の姿を大きく変える事業なのに、早い段階での住民とのコンセンサス形成があまり丁寧ではなかったのかなという印象を受けました。概ね決定した後に「説明」するのではなく、計画の初期段階から積極的に住民を巻き込んでいくことがこれからのまちづくりでは必要です。
昨年視察した札幌の姉妹都市アメリカ・ポートランドなどはまさに「住民参加のまちづくり」が成功した好事例であり、大いに参考にすべきと考えます。
今回は民間主導で開催し、市が協力したものですが、今後はこういった点での市の主体性を促していきたいと思います。第2回も楽しみです。