「日高デイトレセンター」を視察

6月8日、群馬県高崎市のデイサービス施設「日高デイトレセンター」を視察させていただきました。高齢者の機能改善に徹底的にこだわり、次々と業界の常識を覆す事業アイデアを実現しながら先進的な施設経営を行っている法人です。利用者が約250名もいる大規模施設ですが、皆さん本当に自由にのびのびと過ごしておられるのには驚きました。
全国でも珍しい株式会社が経営する福祉施設ですが、高齢者の買物を支援するために地元のスーパーと提携して移動販売車を回したり、スポーツジムを地元の中高生にも夜間解放するなど、福祉事業の壁をどんどん突き破るアイデアで、社会福祉法人でないデメリットを補っています。その源泉はやはり人材。社長はじめスタッフに経営感覚と充実感がみなぎっていたのが印象的でした。
札幌でも膨張する介護事業費を抑制するため、高齢者の機能保全・回復の仕組みづくりに取り組んでいかなくてはなりません。大変参考となる視察になりました。