札幌市平成28年第1回定例議会

2月17日から開会した札幌市平成28年第1回定例議会も佳境に入っています。3月2日からは予算特別委員会で連日各部局ごとの予算と重要事項の審議が続いています。私の担当は6つの常任委員会のうち建設委員会、厚生委員会、経済委員会分です。
ここまでの私の予算特別委員会における主な質疑を紹介します。

3/2都市局:
最近宮の森あたりで目立ってきた、高級コンドミニアムの建設について取り上げました。外国人観光客の増加に伴う宿泊形態の多様化と地域住民の不安等の双方にしっかり目を向け、「世界に開かれたまちづくり」と「地域住民の生活」とを共存させていくことの重要性を指摘しました。

3/5水道局:
(1)札幌市水道局がモンゴルに技術支援を行う機会を同国へのインフラ投資や市内企業の海外進出のチャンスと捉えて進めていくことを提案しました。
(2)マイナス金利などの動きの中で、水道局の資金調達における分散投資のあり方を議論しました。

3/10保険福祉局:
認知症に関して、予防に勝る対策はないと考え、予防事業の充実と市民一般への普及・浸透策の柔軟化を訴えました。市として予防教材等を作成し、介護施設や医療機関、健康増進施設などで活用するよう取り組むこととなりました。

3/14建設局:
(1)雪対策事業の組立てに際し、降雪が経済活動等に与える影響を定量的に把握することの必要性を指摘し、来年度調査手法を検討することとなりました。
(2)今年の小雪で除排雪事業者の経営に支障がないよう配慮することを指摘し、きめ細かな実態把握に努めることを了解していただきました。

予算委員会は、25日まで続きます。
また随時ご報告します。