札幌市埋蔵文化財センターを視察

本日11月13日は、札幌市埋蔵文化財センターを視察させていただきました。あまり知られていないと思いますが中央図書館と同じ建物内に設置されています。
札幌周辺にも旧石器時代から人が住んでいた形跡があり、縄文時代には多くの集落ができ、市内でも500以上の遺跡が確認されています。大半が今では発掘完了し、建物の下になっていますが、知事公館や植物園、さとらんどなど、今でも遺跡が見られる場所も数多くあります。
発掘されて管理しなくてはならない埋蔵文化財は増えることはあっても原則減ることはありません。財政が厳しい中、保管場所も含めて管理体制に課題も少なくないようです。
ところで、埋蔵物は発掘された直後は「拾得物」として警察に届けるそうです。その後、持ち主が現れず(現れる訳がないですけど…)文化財として認定されて、晴れて市の管理対象になるそうです。ご存知でした?