大通公園の市道廃止報道はガセネタ! そうでもない?

昨日突如新聞やテレビで、札幌市が大通公園を南北に走る市道を廃止して、公園を繋げる計画を進めているかのような報道がなされました。
これらの報道が多くの市民を騒がせましたが、まず最初にこれは事実を伝える報道ではないことをお伝えしたいと思います。
私も新聞を読んですぐに公園担当部局と担当副市長に事情を確認し、報道の拡大解釈ということでしたので、一刻も早く釈明するよう申し入れ、市では今のところ下記のような修正コメントを発表しています。

【札幌市ホームページでの訂正コメント】
https://www.city.sapporo.jp/ryokuka/midori/forest/midorinoshingikai.html


ただ、市の公園担当部局では南北の市道を1本くらいは廃止して、2丁画連続させたいという構想を持っていること自体は事実です。
先週「第2次都心まちづくり計画」の説明を受けた際に、このような極めて愚かな構想が盛り込まれていましたので、即座に強く反対する意向を示しておきました。
大通公園の活性化は、沿道の動線改善や土地利用緩和・規制などもっと本来的にできることがたくさんあります。
これらを中途半端にしたままで、いたずらに街区をくっつけてしまえば公園の魅力が高まるなどというのは全くとんちんかんで「愚かな思いつき」としか思えません。
こんな愚策で都心の交通混乱を招くことのないよう、断固反対すべく注視していきます。