豊平川河川敷の雪捨て場を拡大しよう! 札幌市議会レポート③

昨日予告しましたとおり、本日3月3日(雛祭りの日!)、予算特別委員会におきまして、雪捨て場確保で近年タブーとされていた課題について取り上げました。
タブーとされていたテーマというのは、豊平川の雪捨て場としての利用拡大です。

豊平川河川敷には、かつては年間約550万立方メートルもの排雪を行っておりましたが、近年の河川環境保全へのニーズの高まりや騒音などの要因でしだいに搬入量が縮小され、特に平成21年頃から利用方法に新たな制約等も加わったことなどから、現在ではピークの約1/3程度、200万立方メールほどしか搬入できなくなっています。

このあおりが、雪堆積場の郊外化による排雪運搬の回転数の著しい悪化を招き、除排雪そのものの効率とコストの両面に壊滅的な負担を掛けることになった最大要因であり、近年市民から急速に除排雪の質が落ちたと言われる元凶であると、私は考えています。
実際、多くの除排雪事業者の方々からそういう声を伺っています。

河川の所管は国(国土交通省)ですので、利用拡大ということになれば厳しい協議が避けられません。
しかし、近年の地球温暖化による異常気象などを考えると、今年のような大雪も今後はもしかすると特別なことではなくなってくるかもしれませんし、市内近場の雪捨て場の確保はまさに「待ったなし」です。
できる限りの環境保全対策などを模索・提案しながら、国との協議を勇気を持って進めていかなくてはなりません。

今日の予算委員会質疑をを通じて、市の「雪対策室長」及びそれらを含む建設事業のトップである「建設局長」と豊平川の利用拡大の必要性を共有でき、国との協議を始める考えを示していただきました。

言い出しっぺの私としても、国会議員を通じて関係省庁に働きかけたり、市民理解に努めていくなど、先頭に立って全力でサポートしていくことは当然であると覚悟しております。
まずは早速、今月中に国土交通省に陳情に行くべく準備をしています。

自身の市議会議員としての最大のチャレンジになるかもしれません
全力で取り組んでいきますので、是非ともご理解と後押しのほどよろしくお願いいたします。

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