東近江市の視察2日目


SIB先進地、東近江市の視察2日目は、市民の出資によるファンドが支援しているソーシャルビジネス事業者を視察。
京都から移住して、かつての林業部落に工房を構える「KUMINO工房さん」。地元の木材を利用して、大工伝統の組み木の技術を活かした積木を開発。積木で法隆寺より高い塔を建てるという野望も持った元SEで元大工。構想の大きさにすっかり魅力されました。
環境と農業で地域おこしを目指す「蒲生夢工房」。地域の人が集う「場」としてのカフェの運営や障害のある方の働く場としての農業などに取り組んでいます。こんな小さな一地域が「地域計画」を作成して取り組んでいる姿には脱帽ものでした。
ソーシャルファンドに注目が集まる昨今、ともすれば仕組み創設に傾倒しがちですが、なぜやるのかという本来の目的があってこそ。札幌で展開する意議をしっかり考えなくてはと、基本的なことを改めて再確認する視察となりました。