活動記録

| nakagawa

タイム・アフター・タイム

3連休の家族旅行で、まったり過ごしながら読了。
吉田修一さんの話題作『タイム・アフター・タイム』。

18歳の眩しい夏を共に過ごした、久遠とオッソー。
二人の20年を超える時を経た再会から、物語は始まる。
東京、長崎、そして眩しく煌めく沖縄。
18歳の夏と今とを行き来しながら、二人の人生が描かれていく。
とりわけ、ボクシングの元世界チャンピオン「チャンプ」の目を通して描かれる沖縄の日々が、切なく胸に残った。

物語の中の時間に、ボク自身が積み重ねてきた時間も重なる。
今、家族と過ごす何気ない休日も、人生のかけがえのない一部なのだと、つくづく思う。
読み終えて、何か「きれいな」ものに触れたような余韻。

そして一句。
『露天風呂 羽の影よぎる いわし雲』