社会福祉法人 報恩会の創立100周年記念式典

社会福祉法人 報恩会の創立100周年記念式典にご招待いただきました。大正7年に保護者の養護が受けられない子供達の教護施設として札幌山鼻地区に開設されて以来、戦前・戦中・戦後の曲折を経て、戦後は主に障害者支援施設として、本拠地を現在の厚別区上野幌に移して100年の時を刻んできました。
創業間もない頃、当時の皇太子、後の昭和天皇がご行幸の際に種をお蒔きになった松が、現在も南14条西16丁目の創業の地に残っており、その由緒ある松を保存するために、既に移転して他者のものになっていた土地を買い戻し、昨年新たに障害者の就労支援施設を開設するなど、札幌の軌跡への思いと使命感には頭が下がる思いです。
身近な地域に刻まれてきた歴史の重みを改めて教えていただきながらも、当法人のキャラクター「ほうわくん」と仲良くパチリ!
山下理事長が挨拶の中で、保育園の子どもたちに向かって200周年を見届ける可能性を託したその姿が、本当に心に残りました。これからもかけがえのない役割を果たしながら、素晴らしい時を刻んでほしいと思います。