札幌市民交流プラザ

3月21日の札幌市議会予算員会では平成30年秋にオープン予定の札幌市民交流プラザのあり方について質疑をさせていただきました。
オペラなども講演できる本格的な劇場とアートホール、図書館などの複合施設で、文化・芸術を軸に都心の新たな賑わいを創る拠点として整備が進んでいます。
建設費約300億円、年間運営費は約15億円という巨大プロジェクトですが、それに対し、年間来場者数100万人、年間収入4億円を目指すという札幌市の目標です。
この目標が高いのか、低いのか、いろいろな評価があると思いますが、委員会では函館の「蔦谷書店」の事例を紹介しながら議論をさせていただきました。
函館蔦屋書店は、これまでの商業施設とは違う、『マチ・ヒト・コト・モノ、すべてが交差する場』という公共性のある場を目指した空間で、人口27万人の函館にあって年間300万人が訪れる全国でも今大変注目されている施設です。
一概には比較できませんが、札幌の市民交流プラザは立地的にも予算的にももっと高い目標を立て、多様な人の賑わいを創出すべきと考え、目標の上方修正と民間事業者との協力強化を求めました。
巨額のプロジェクトにふさわしい交流拠点となるよう、しっかりと関わっていきたいと思います。

http://sapporo-community-plaza.jp/
http://www.hakodate-t.com/