各種団体から市政への要望を伺いました

先週水・木・金の3日間、議会に終日缶詰めで市内・道内の各種団体から市政への要望を伺いました。

3年にわたるコロナ禍に加え、燃油・資材・物価の急激な上昇があらゆる方面で深刻な影響をもたらし始めていることを改めて痛切に感じました。
また、それらを乗り越えるために、様々な分野や業界に携わる方々が、社会のために地域のために知恵を絞り、助け合おうとしている様子も伺い知ることができました。

政府や専門家の中にはロシア・ウクライナ問題の影響とする姿勢が多く見られますが、コロナ対策として世界的に異例の金融緩和がなされた副作用としてマネーの価値が低下した影響などが、ここに来てはっきりと出てきていることは明らかです。
それらを是正するために各国が利上げと金融引き締め(表向きは)に転じる中で、多額の借金のために金利を上げようにも上げられない日本は為替面でも独り負け。エネルギーを始めとする輸入品の急激な価格上昇を黙って享受し、各国の金融引き締めが収まるのを座して待つしかない他力本願の手詰まり状態です。
それなのに報道から流れてくるのは全然別のドメスティックな問題で蜂の巣をつついたようになっている国の姿…。

近づいてくる冬に向けて危機感が募りますが、一地方自治体議員ごときに何ができるのか…。とにかく会派全体として問題意識を共通のものとし、力を結集していきます。