活動記録
| 中川賢一
ススキノだけ歩きタバコOK どうして?
6月10日の北海道新聞によると、札幌市のポイ捨て禁止条例で市内中心部に定める喫煙制限区域内では、喫煙による過料件数が減ってきているそうです。
【喫煙の過料件数最少 札幌市中心部の制限区域 条例制定20年で浸透】
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1171412/
条例が一定の効果を表していると評価しますが、このポイ捨て条例の喫煙制限区域に実は「すすきの」が入っていません。
現在の喫煙制限区域は北が札幌駅周辺から南が南4条(国道36号線)までで、それ以南「すすきのエリア」は制限の対象外なんです。
札幌の観光の顔であるすすきのですから、きれいなまちであってほしいところですが、実際は路上がタバコの吸い殻だらけ。酷い状況です。
私も「すすきのゴミ拾い連隊」という月一回すすきののゴミ拾いしてる会に入っているんですが、たばこの吸い殻本当にもの凄いです。
地元の一部の関係者は喫煙所の設置に取り組んだり、自ら清掃活動を行ったりしているほか、ポイ捨て条例の喫煙制限区域に「すすきのエリア」を加えることを望む声もあります。
私はこれらの声を受け、現在ポイ捨て条例の担当部局に、すすきのエリアのポイ捨てや歩きたばこの状況などを調査してもらっています。
喫煙制限区域の拡大には様々な点からの慎重な検討が必要ではありますが、喫煙所や灰皿の設置などどともに、「クリーンなすすきの」を目指していきたいと思います。
【関連動画:ススキノだけ歩きタバコOK! なんで?】