活動記録
| nakagawa
除排雪費用の約6割が排雪に消えている
2月18日の札幌市議会本会議代表質問において、「雪対策の将来」について、時間を掛けて秋元市長に問い掛けました。
札幌の雪対策は以下のような構造的課題に直面しています。
・除排雪の担い手は年々減少
・事業費は増加の一途
・雪堆積場は中心部から遠ざかり、排雪運搬のコストばかり膨れ上がり、逆に効率は著しく低下
この中の排雪運搬のコスト増が深刻であることが、2月28日の北海道新聞でも取り上げられました。
札幌市の排雪運搬費が総除排雪費に占める割合は、大雪に見舞われた2021年度が69.2%(182億円)。
昨年度も59.4%と例年約6割を排雪運搬費が占めています。
そしてその要因として、雪堆積場の多くが郊外にあるため運搬距離が長く作業効率が悪いことをあげています。
特に人と車が多い中心部の排雪作業効率が最も悪いというのが実情です。
私は以前から、雪堆積場の郊外化で排雪作業効率が著しく低下していることを問題視し、豊平川など市内中心部の大型雪堆積場の再拡大を急ぐよう、市に提言し続け、河川を所管する国にも何度も要望に行っています。
先日の市議会代表質問でもこのことを取り上げ、以下の対策を求めました。
・受入れ可能量がピークの1/4程度になってしまった豊平川河川敷の利用再拡大を国(北海道開発局)と本格的に協議すること。
・市内に約2,500ある地域の公園の雪捨て場としての利用拡大を検討すること。
・集合住宅や商業施設などに雪置き場や融雪施設の確保を努力義務化するなどの建築基準を設けることなどを国や関係者と検討すること。
今の規制やルールではできないことでも、何とか知恵を絞って解決策を探り、それらを関係者に理解を求めて実現していかないと、札幌の雪対策はジリ貧となってしまいます。
以前にも本メルマガで紹介した「雪対策のデジタル化」も、既に国土交通省に働き掛けを始めています。
できることからドンドン進めていきたいと思います!
本会議場の様子を動画に抜粋しましたので、こちらも是非ご覧ください。